調停離婚成功者がお伝えする「取り入れられる!効き目がある!」離婚調停対策ブログです。
こんにちは、まいみらいです。
初回の離婚調停は、まさに不安と緊張で一杯だと思います。
私も、前日の夜は色々と考えてしまって、ほとんど寝られなかったです。
以前も調停の初回について軽く取り上げましたが、今回は詳細に取り上げます。
ぶっつけ本番より、予めそのことを知っているだけでも、心の持ちようが全然変わってきますよ。
初めてなので、書記官室がどこにあるのか分かりません。
ですので、早めに家庭裁判所に着くように心がけて下さいね。
遅刻は厳禁ですよ。
書記官室に行けば、名前や事件番号、調停時間などを聞かれますので、それらを伝えると待合室に案内されます。
待合室は夫と妻で別々になっているので、お互いが顔を合わすことはないので安心して下さい。
待合室では心を落ち着かせる為にも、早めに行くといいです。
しばらく待っていると、小さな会議室みたいなところに案内されます。
その部屋は実際に離婚調停が行われる調停室です。
入る際や、椅子に座る際には「失礼いたします」と言うのが当然ですからね。
そんなちょっとしたことでも、関係者のあなたに対する印象は違ってきますよ。
その二人の内の一方から、次のような挨拶があると思います。
このような挨拶がありますので、あなたもキッチリとした挨拶をしましょう。
調停委員とは中立的な立場から、当事者二人の話を聞き、その話を元に、アドバイスや調整案を出すことで、二人を離婚合意に導く役割を持ちます。
あなたの離婚調停が上手くに進むかどうかは、あなたと調停委員のやり取りにかかっています。
それ程、あなたにとって調停委員は重要人物となります。
※調停委員の詳細は「調停委員を知らずに離婚調停を有利に進めることは出来ません」で取り上げています。
調停委員の自己紹介があった後は、離婚調停の手続について説明する旨が伝えられます。
そして、その説明を相手方も同席の上でしてもいいかを聞かれます。
あなたは相手方と同席して、説明を受けるかどうかを判断して下さいね。
なお、東京家庭裁判所では、原則的に夫婦同席の上で、これらの説明がなされているようです。
他の家庭裁判所も、このような運用が年々増えています。
なので、この調停手続きの説明の場でも、特別な事情などから相手と顔を会わせたくなければ、前もって家庭裁判所に相談しておくべきです。
調停手続きの説明は次のような内容が話されます。
・調停は、裁判ではなく、話し合いで問題を解決する手続きであること。
・どちらが悪いか等という白黒を付けないが、自分で決めなければならないこと。
・調停委員は、そのための手伝いをしたいので、自分の考えや希望を率直に話してほしいこと。
・調停では譲れる点は譲り合って、双方にとって納得のいく解決を探すのが望ましいこと・・・などなど
上記のように調停は裁判と違って、あくまで調停委員を挟んでの、話し合いの場に過ぎない旨が伝えられます。
これらの説明が終わると、夫婦が同席して説明を聞いていた場合は、申立人はそのまま残り、相手方は一旦退室します。
調停委員が申し立てに至った経緯を聞いた後は、それに関連することなどの質問があります。たとえば、
「離婚後の生活の見通しはどうですか?」
このように質問や回答を何度か繰り返し、30分程経てば、申立人は一旦退室して控室で待つように言われます。
申立人が退室すれば、調停委員は相手方から話を聞きます。
このように離婚調停は、まずは申立人の面接、次は相手方の面接というように、交互に進められます。
相手方の話が終われば、再び調停室に呼ばれ、初回の離婚調停がこれで終了であることが伝えられます。(場合によっては、もう一度、交互に面接があることもあります。)
なので、初回で離婚合意することはほぼありません。
終了時には、次回の調停期日の調整がされます。
また、調停委員から2回目の調停時に、案件内容に関連する書類を持参するように言われることがあります。
たとえば、養育費を算出する際し、双方の源泉徴収票を求められたり、財産分与に際し、預金通帳のコピーなどを求められたりします。
2回目の調停は約一カ月先に設定されることが多いです。
指示された書類の準備は、当日あわてなくてもいいように、なるべく早く準備しましょうね。
以上が、離婚調停の初回の流れや様子ですが、少しは初回のイメージができたのではないでしょうか。
そのことで、少しは緊張感や不安が和らいだなら幸いです。
次回は離婚調停の2回目の流れなどについて取り上げますね。
それでは最後までご覧を頂きありがとうございました。
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