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離婚調停の準備を万全にすることは有利な結果を得る為に不可欠です


こんにちは、まいみらいです。

 

離婚調停を申し立てようと決意したとき、あなたは離婚調停の準備に取りかからなければなりません。

 

でも、ほとんどの人は離婚調停をするのは初めてなので、何をどのような順序で準備すればいいか分からないですよね。

 

今回は離婚調停を申し立てから、初回の離婚調停が行われるまで、何をすれば良いかを取り上げますね。

 

「とりあえず申立てをして、あとは初回の調停が近くなった時に準備すればいいや」では間違えなく良い方向には進みませんよ。

 

きっちり事前に準備をした方が有利に進めることができますよ。

 

これから準備に取りかかる方は是非参考にして下さいね。

 

 

 

離婚調停にはどれくらい期間が必要か?


離婚調停を申し立て行い、実際に何らかの結果が出るまでの期間をまず知っておきましょう。

 

離婚調停の期間の平均は大体5カ月前後です。

 

回数的には4回程度行わることになります。

 

それなりに時間が掛かることを考慮しながら、本当に離婚調停をするかどうかを判断しましょう。

 

 

 

離婚調停の申し立て手続きをしよう


離婚調停をするには、まず「申立書」に必要事項を書いて、家庭裁判所に提出することから始まります。

 

 

申立書を入手するには?

最寄りの家庭裁判所に行けば無料でもらえますが、自宅から遠方であれば取りに行くのも大変ですよね。

 

その場合は裁判所のホームページから入手することができます。

 

 

申立書の書き方

申立書の記入方法は難しいものではありません。

 

全2ページで、申立人や相手方のなどの住所や名前を書き、各項目にチェックや○、数字を入れるだけとなっています。

 

書式の記入例もあるので参考にするといいでしょう。

 

どうしても分からない場合は、家庭裁判所にある家事相談室に聞けば教えてもらえますよ。

 

 

申し立てに必要な付属書類・添付書類

申立てをする際、申立書と一緒に添付して出さなければならない書類は次の通りです。

 

■夫婦の戸籍謄本(戸籍記載事項証明書)
本籍地の役所で入手できます。

 

■年金分割のための情報通知書(年金分割をする場合)
年金分割をする場合は「年金分割のための情報通知書」が必要です。

 

入手する為には年金事務所での手続が必要となります。

 

■進行に関する照会回答書

家庭裁判所が調停を進める為の参考にする為の書類です。(不要な場合もあり)

 

大方の家庭裁判所が「照会回答書」という名称が備えられていますし、ダウンロードも可能です。

 

■事情説明書

申立ての内容に関する事項を伝える為の書類です。(不要な場合もあり)

 

各地域の裁判所で備え付けられていますし、ダウンロードも可能です。

 

 

申立ての費用

申立てにかかる費用は次の通りです。

 

  • 収入印紙1,200円分
  • 予納郵便切手(およそ800円分)

 

これらは郵便局やコンビニで買うことができます。

 

予納郵便切手についての正確な金額は家庭裁判所にお尋ねください。

 

 

申立書を提出しよう

離婚調停の申し立てに必要な申立書や添付書類が用意できれば、提出に行きましょう。

 

提出先は基本的に相手方の住所地を管轄する家庭裁判所です。

 

持参する場合は平日の日中(8時45分~17時まで)に家庭裁判所の受付に行き、手続をします。

 

郵送での提出も可能ですが、郵送事故を防ぐ為にも配達証明付きの簡易書留にしておきましょう。

 

※離婚調停の申し立てに関する詳細は「離婚調停の申し立てをスムーズに進めたいのならコレをご覧ください」で取り上げています。

 

 

 

初回の期日は申立後の1ヶ月先になること多い


離婚調停を申し立てた約2週間後に「呼出状」が届きます。

 

呼出状には初回の調停の日時などが載っています。

 

初回日時の大方は、申し立てのときから1カ月後に設定されていること多いです。

 

大都市だと1カ月半~2ヵ月待たされることもあります。

 

離婚調停を成功させる為にも、この間に調停本番に向けての万全の準備をしましょう。

 

 

 

離婚調停の流れを知っておこう


実際に離婚調停がどのように行われるかを事前に知っておくことは大事ですよ。

 

何もイメージ出来ずに、ぶっつけ本番では上手く行くはずもありません。

 

調停は非公開の部屋で行われ、調停委員という中立的な第三者を挟んで話合いがされます。

 

調停委員は夫婦の言い分を聞き、それを基にアドバイスや解決案を出したりするなどの仲介的な役割を持ちます。

 

部屋に夫婦が一緒なることは基本的にありません。

 

調停委員は最初に申立人を部屋に呼び、離婚に至る事情などを聞きます。

 

一通りの聴取が終われば、申立人は一度退室し、今度は相手方から話を聞きます。

 

相手からも一通り聴取が終われば、相手方も一度退出します。

 

そして申立人が再度部屋に入り、先ほど調停委員が聞き取りした相手方の主張などが伝えられます。

 

その事を踏まえ、申立人から再度話を聞きます。

 

一定の時間になると申立人は退出し、今度は相手方が再入室し、同様のことが行われます。

 

このように申立人と相手方の面接を別々かつ交互に進める方法により、離婚に向けてのお互いの合意点を探っています。

 

一回当たりの調停時間は2時間から3時間となります。

 

合意が見込まれる可能性がある限り、2回、3回・・・と回数を重ねていきます。

 

これが大まかな調停の流れです。

 

調停の流れの詳細については「離婚調停の流れを予習することは、有利に進める為の第一歩です」で取り上げています。

 

 

 

夫婦の実情を分かってもらう為に「陳述書」を作成しよう


申立書または事情説明書などで記入すべき事項は、そう多くなく簡素化されています。

 

しかし、離婚を希望するに至る夫婦の詳しい経緯や、自身の切実で悲痛な思いなどは申立書には書けません。

 

それらは調停の場で言葉によって伝えてもいいのですが、言葉で自分の伝えたいことを、相手に正しく伝わることは至難の業です。

 

大方は緊張して支離滅裂な喋りになってみたり、感情的な面が前面に出てしまうなどで、調停委員に本当に伝えたいことが伝わりません。

 

それをカバーするのが「陳述書」となります。

 

 

陳述書に書く内容とは?

陳述書の形式や書く内容に特に指定はありません。

 

メモ書きみたいなものに書いてもいいですが、陳述書もプレゼン資料のひとつなので、ある程度体裁の良い物を作成しましょう。

 

陳述書には次のようなことを冷静かつ事実に基づいて書いていきます。

 

  • 夫婦のプロフィール
  • 現在に至るまでの経緯
  • 夫・妻のそれぞれの要望や考えなどを書く

 

主にこの様な内容を調停委員などに分かり易くまとめます。

 

陳述書は必須書類ではないので、無くても調停を進めることは出来ます。

 

ですが調停委員などに夫婦の実情をきちんと把握してもらうには、必ず作成すべきものです。

 

作成しないことは自ら状況を不利にする他ありませんよ。

 

なお、陳述書についての詳細は「離婚調停の陳述書の書き方で、あなたが知っておくべきこと」で取り上げています。

 

 

 

調停委員対策をしよう


自身の離婚調停を有利に進める為の最大のポイントは、調停委員にどれだけ味方になってもらえるかです。

 

味方になってもらう為には、次のような基本的なしっかりとする必要があります。

 

  • 服装
  • 話し方

 

それでは個別にとりあげますね。

 

 

服装のポイント

家庭裁判所からは服装などの指示はありません。

 

だからといって、どんな服装や身なりでもいいわけでは無いです。

 

調停委員に好まれる服装や身なりはあります。

 

どういう服装がいいか端的にいうと、綺麗な「スーツ」を着ましょう。

 

スーツがなければそれに準ずる服装でいきましょう。

 

髪は黒髪が理想できちんと束ね、メークは薄めで、靴は黒のパンプスで問題ありません。

 

気をつけるべき点としてブランド品は避けましょう。

 

金遣いが荒いと言う印象を持たれる可能性があるからです。

 

年配で常識的を好む調停委員に自身の個性は要りません。

 

あくまで一般的な服装や身なりを心がけて下さい。

 

 

話し方などのポイント

身なりがキチンと出来ていても、話し方などが悪ければ印象は悪くなります。

 

なかには社会人としての常識を逸した言動をとったり、調停委員に対する反抗的な態度を取る人がいます。

 

当然ながら調停委員からの信頼を失い、自身に不利な流れとなってしまいます。

 

ですので、誠実で真摯な態度を心がけることは基本ですよ。

 

話し方などの1つ目ポイントとして、早口にならないことです。

 

調停という特殊な場では、緊張して早口にどうしてもなってしまいがちです。

 

早口だと伝えたいことが上手く伝わりませんので、意識的にゆっくりと話すことを心がけましょう。

 

2つ目のポイントは丁寧な言葉遣いをすることです。

 

たとえば、よく大人でも「~っすか」と言っているのを聞きますが、年配で常識的を好む調停委員に対してはマイナスです。

 

3つ目のポイントは姿勢を良くすることです。

 

話すときも聞くときも、常に姿勢を良くしておきましょう。

 

絶対に足を組んで話をしたりしてはいけませんよ。

 

以上が調停委員から信頼を得て、味方になってもらう為のポイントです。

 

これらは本当に基本的なことですので、どれが欠けてもいけません。

 

完璧に出来るようにしておきましょう。

 

なお調停委員対策についての詳細は「調停委員を知らずに離婚調停を有利に進めることは出来ません」で取り上げています。

 

 

 

模擬練習をしよう


頭の中で上手くできるようにイメージや対策などを考えていても、実際の場ではかなり緊張してしまいます。

 

できることなら、自分の両親などに調停委員役になってもらい、模擬練習をすることをお勧めします。

 

そうすることで自分の癖や、悪いところが分かりますし、当日の緊張感も抑えることができますよ。

 

 

 

当日の持ち物を早めに用意しよう


離婚調停の持って行くべきものは次の通りです。

 

  • 申立書・付属書類のコピー
  • 陳述書(3部)
  • 呼出状
  • メモ用紙など
  • 手帳・・・など

 

 

持ち物の補足説明

陳述書がなぜ3部必要かと言うと、自分の分と調停委員2名の分が必要となるからです。

 

メモ用紙などは、調停委員や相手方の話などを書きとめるものです。

 

その場でメモを取っておかないと、忘れたり、曖昧になってしまうので、必ず重要事項などはメモを取ることを心がけて下さい。

 

なお、録音機器の持ち込みは禁止されています。

 

手帳は次回の期日を決めるときに役立ちます。

 

期日の間近に必要なものを用意するのはバタバタしたり、時間が無くて用意できないこともありますので、早めに準備しましょう。

 

 

 

日時と交通手段をしっかり確認しておくこと


実は私、調停の日を勘違いしていたことがあるんです。

 

前日に気づいたから良かったものの、危うくすっぽかしをしてしまいそうでした。

 

でも、急に仕事を休むなどもの凄くバタバタしてしまいました。

 

日時忘れや勘違いを防ぐ為に、手帳やカレンダーに日時を書きこむなどして、当日に欠席や遅刻しないようにして下さい。

 

また交通手段もしっかり確認して、時間に余裕をもって家庭裁判所に着くように心がけましょう。

 

電車なら運行時刻が遅れることは少ないですが、自動車は交通渋滞になることが多いので特に注意が必要です。

 

 

幼い子供がいる場合

幼い子供がいる場合は前もって預け先を決めておきましょう。

 

家庭裁判所に子供を連れて行っても預かってくれません。

 

子供を同行させることは不可能ではありませんが、子供の心理面を考えると避けるべきです。

 

 

 

まとめ


今回は離婚調停の準備について取り上げました。

 

前もって準備や対策を打っておくことは、自身の調停を有利に進めるには絶対必要なことです。

 

是非、記事を参考にして頂き、万全な準備をして頂ければ幸いです。

 

それでは最後までご覧を頂きありがとうございました。

 

まいみらいがお伝えしました。(私の調停離婚した経緯などを載せたプロフィールはこちら

 

 

 

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