調停離婚成功者がお伝えする「取り入れられる!効き目がある!」離婚調停対策ブログです。
こんにちは、まいみらいです。
パートナーから離婚を求められていたが拒否をし続けていた。
夫婦関係を修復したい、別れたくない、という気持ちを伝え続ければ、いずれは離婚を考え直してくれると思っていたから。
しかし、パートナーは離婚調停を申し立ててきた。
この状況にどうしていいか分からないが、何とかして離婚を回避して復縁したい・・・
そこで今回は、離婚調停の場でどうすれば離婚を回避でき、復縁ができるかについてお伝えします。
※ 妻から離婚調停された方は「離婚調停になったが妻と離婚したくない!なら必ず押さえるべき5大ポイント」の記事の方がより詳細です。
目次
離婚調停を申し立てられたら、離婚の方向へどんどん進んでいくのではないか?
復縁したいという主張は一切できないのではないか?と心配なるかもしれません。
しかし離婚調停は離婚について白黒ハッキリさせる場ではありません。
あくまで夫婦関係を調整させる場であり、中立的立場である調停委員を交えての“話し合い”にすぎません。
話し合いの結果、お互いがその内容に合意できなければ、調停は不成立になります。
つまり相手は調停の場で終始離婚を求め続けていても、こちらが復縁したい為拒否し続けていれば、調停は不成立になります。
反対に、こちらが復縁したいという主張を相手が受け入れるなら、復縁する旨などが記載された調停調書が作成され、調停は成立します。
調停委員は夫婦双方の言い分を聞きます。
夫と妻二人同時に聞くことは基本的になく、交代ごうたいに話を聞きます。
ここで「離婚に向けて話し合いをしなければいけない」と思う必要は一切ありません。
私は離婚を一切考えていない、復縁したいということを調停委員に伝えればいいのです。
また調停委員は夫婦双方の言い分を基に、時には当事者にアドバイスをしたり、解決案を提示するなどして、お互いが合意できるように導く役割があります。
ただし、この解決策などには強制力はありません。
次に相手が離婚を求めて調停をしている関わらず、復縁をすることが可能なのかについてです。
「離婚調停で復縁になることは ありえないのでは?」と思う方も多いでしょう。
そこで実際に調べてみましたが、離婚調停と復縁に関する統計はありませんでした。
次に、調停をサポートできる弁護士の見解などを調べてみたところ、次のような記載がありました。
弁護士への質問が「離婚調停中だが、実際に復縁をした人はいますか?」という内容について次のように述べられています。
1.経験しています。
またどのような方法で復縁されたのでしょうか
1.調停になると当事者同士ではなく,調停委員を通じた冷静なやり取りが可能になります。
2.そしてお互いが自分を見つめ直すこともできるようになります。
3.そのうえで,離婚という夫婦の断絶を選択するのではなく,可能性があれば修復を選ぶケースがあります。
引用元:弁護士ドットコム
やはり弁護士まで付けていると本気である方が多いので、弁護士が付いている事案では少ないですが私も経験したことはあります。当事者のみで行われている方ではより多いと思います。
引用元:弁護士ドットコム
他の見解等もみましたが、確率的には低いですが、離婚調停で話し合った結果、復縁する結論を出した夫婦もいるのは確かです。
ただし申立人(離婚を求める側)が弁護士を代理人に付けた場合は、確率的にさらに下がるようです。
高額な費用が掛かる弁護士をつけるということは、それだけ離婚したいという本気度が高い表れなのでしょう。
離婚調停でも復縁できる理由は次の通りです。
人によって程度の差はありますが、相手も離婚が100%正しい選択であるかは分からない、と思っていることもあるでしょう。
そこで、こちらのやり直したいという真摯な想いや、自身の改めるべきところは改めるといった事を伝えることで、相手はもう一度やり直してみることはあります。
だだしお伝えした通り、相手が弁護士を代理人にしてきた場合は、迷いはほぼありません。
離婚したいと思った場合、まずは夫婦でそのことを話し合うのが通常です。
しかし、なかには夫婦間だけで話し合うのは難しいと考えて、いきなり離婚調停を申し立てる方もいます。
つまり離婚調停の場ではじめて、本格的な話し合いを開始するのです。
じっくりと話し合った結果、考えが変わるなんてことは十分にあることです。
夫婦と言っても、自分の思っていることをお互いに何でも言い合えるという夫婦は少ないでしょう。
自分が相手に不満に思っている部分や、改善してほしい部分は多かれ、少なかれあるが、それが伝えられず自分のなかにため込む。
夫婦での離婚の話し合いの際に、それを伝える事ができればいいのですが、なかにはその場でも面と向かって言えないタイプの方もいます。
伝えられた側は初めて本音を知ることができるので、それに何らかの対処などをすることにより、相手は離婚を考え直し、復縁するケースはあります。
お伝えした通り離婚調停は、調停委員という第三者を通じての話し合いなので冷静になります。
加えて、調停委員は夫婦双方の意見を聞いたうえで、基本的には客観的なアドバイスをします。
冷静にやり取りをし、客観的なアドバイスを聞くことで、自分を素直に見つめ直すこともできるようになるのです。
その結果、もう一度修復を試みるという答えを出すケースはあります。
離婚調停で復縁する為のポイントをお伝えします。
主には次の通りです。
当然の話です。
欠席すると相手と話し合うことが出来ません。
話し合いをしないことには、相手の考えを変えるなんて出来ません。
また欠席することで、相手はもちろん、調停委員も本気で復縁したいなんて考えていないのでは?と本気度を疑われてしまいます。
そう思われると、可能性はますますなくなるばかりです。
夫婦の間に入ってやりとりする調停委員に対しては、しっかりとした対応する必要があります。
調停委員は年配の方が多く、常識的であることを好みます。
そんな調停委員に対して、社会人のモラルに反する様な言動することにより、調停委員は「この人に問題がありそうだな」と思われてしまいます。
結果、相手に対して「離婚を思い止まった方がいいのでは?」というようなアドバイスをしてもらえにくくなります。
反対にはこちらには離婚を進めるようなことを言われやすくなります。
調停委員に対しての対応法は次の2つを参考にしてください。
「調停委員から信頼を得られる為の話し方には4つのポイントがある」
陳述書とは、婚姻時から現在までの夫婦関係や問題、自身が復縁を望む想いや理由などを、書面にまとめたものです。
お伝えした通り、離婚調停の場でこちらの話を直接聞いてもらうのは調停委員です。
その調停委員には、こちらの復縁に対する想いや、その理由や自身の改善策などをしっかり把握してもらうことが必要です。
口頭だけではなかなか全てを把握してもらえにくいし、口頭がゆえに間違って捉えられてしまい、相手に正しく伝わらない恐れがあります。
その為にも陳述書を提出することが望ましいです。
陳述書に関しては「離婚調停の陳述書の書き方で、あなたが知っておくべきこと」を参考にしてください。
復縁したいなら、相手の方が心変わりするのを待つのではなく、自分を変える必要があります。
相手は現状の夫(妻)が嫌だから離婚をしたいのです。
まずは相手から指摘された部分などを、実際に直すことから始めましょう。
口だけ改めると言っても仕方ありませんし、相手にも響きません。
別居中であれば、直接相手に改善した姿を見せることは困難ですが、実際にやることで自然とその姿勢が相手に伝わるものです。
なかには弁護士に離婚調停の代理人になってもらった方が、復縁に効果的になるのでは?と考える方もいるでしょう。
しかし、弁護士を代理人に立てることは、マイナスになる恐れが非常に高いです。
なぜなら弁護士は相手を攻撃する、責めるなどのイメージがあるので、相手は印象を悪くし、より警戒するので、何らメリットがありません。
それに弁護士は法律のことや弁護については専門ですが、夫婦間の修復は専門外ですので意味がありません。
離婚調停で話し合ったが復縁ができない場合、選択肢は二つに分かれます。
こちらの復縁したい真摯な気持ちを伝えても、相手が復縁を拒否してきたので、もはや修復は不可能だと判断すれば、離婚に向けて話し合う流れになります。
一方、相手が拒否し続けても、こちらはまだ復縁を諦められないのであれば、お互いが合意する見込みがないと判断され、調停は不成立となります。
そうなれば離婚は成立せず婚姻関係は継続されるのです。
復縁を目指すならば、その後も相手に復縁を求め続ける他ありません。
その為には、調停委員を通して知った相手の主張内容等を参考に、相手が離婚したい原因を改善させることは必須。
加えて、相手に求められるような人間なれるように、自分自信を成長させることです。
相手の不満に感じているところを改善し、人間的にも成長させることが出来れば、相手は復縁を考えてくれる可能性は十分あります。
今回は離婚調停と復縁をテーマに取り上げました。
復縁を求める方の参考になれば幸いです。
最後に繰り返しますが、調停の場では離婚を拒否すれば、離婚が成立することはありません。
しかし復縁をしたいのであれば、自分を変えるようにしてくださいね。
離婚危機を迎えるほどに悪くなった夫婦関係を変えるには、相手次第だと思いがちですが実際はそうではありません。
自分自身の行動次第で夫や妻の考えを変えることができます。
そのことについて詳しく取り上げています。(私が運営する別のブログに移動します)
離婚危機を迎えている、夫婦関係の修復の仕方で悩んでいる方は下のリンクからご覧ください。↓
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